GKの基本技術「ローリングダウン」のやり方と練習方法 | GK HACKS

突然ですが、あなたは際どいコースに打たれたシュートを満足に止めることができていますか？
もしかすると、次のような理由で止めることができていないかもしれませんね。

「飛び込んだら痛いので思い切ったプレーができない・・・。」
「ボールには触るけれど、はじき出すことができない・・・。」
「あと1歩、足を運ぶことができない・・・。」

もし、あなたが上記のような理由でシュートを満足に止めることができていないのであれば、「ローリングダウン」の技術を見直してみてください。
ローリングダウンとは、GKがボールに対して”倒れながらセーブする技術”のこと。

ローリングダウンのフォームを見直すことで、地面に落ちたときの衝撃をやわらげ、触れたボールに対して強いパワーを伝えられるようになるんです。
今回の記事では、そんなローリングダウンのフォームの作り方や、練習方法をお伝えしていきます。
自分のフォームと照らし合わせ、改善の役に立ててくださいね。

それではまいりましょう！

この記事の目次

GKの基礎技術「ローリングダウン」とは？ローリングダウンのポイント
グラウンダー（ゴロ）のボールに対するローリングダウンのやり方
ローリングダウンの練習方法3つ！導入編から応用編まで！

GKの基礎技術「ローリングダウン」とは？ローリングダウンのポイント

冒頭でもお伝えしたように、「ローリングダウン」とは、蹴られたシュートに対して倒れながらセーブする技術のこと。
ローリングダウンのやり方・ポイントは次の通りです。

●ローリングダウンのポイント

シュートコースに対して最短距離の地点に向かってプレーする
キャッチと同時に足を地面に踏み込む
体の側面を下から順番に設置する
ボールはヒザ横と同じタイミングでつく

ローリングダウンを身につけようと思うと、特につまずきやすいのが「プレーの方向」です。

通常、ローリングダウンをする際、斜め前・できるだけ前にプレーすると言われていますよね。
ですが、GKを始めたばかりの選手ほど、なかなか前に向かってプレーすることができません。

そのような場合、斜め前やできるだけ前と意識するのではなく、「ボールに対してアタックする・ぶつかりに行く」といった意識を持つと良いです。
ボールに対してアタックすることで、プレーの目的意識が「いかにボールにエネルギーを伝えるか」になるため、結果的に斜め前に向かってローリングダウンをできるようになります。

ここまで、浮いた（ライナー）ボールに対するローリングダウンのポイントをお伝えしました。
ですが、ローリングダウンは、ゴロやバウンドボールなど様々な状況で行なうこともありますよね。

そこで、次の章では、ゴロのボールに対してローリングダウンをするときのポイントをお伝えします。